現在のソーラーパネルの発電効率は高いものでも大凡20%前後です。この後の進展次第ですが、売電などを目的とした場合、ソーラー発電を効率的に利用するにはメガソーラーのような大規模施設が最適だと言えます。小さなモジュールを別々の制御系で運用するより、一気に発電所的に使ったほうがエネルギーが分散しないからです。
日本の例ですと、栃木県では積極的に農地用・工業用の大規模ソーラーパネルを敷いているので、比較的効率が良いと言えるでしょう。同県は、助成金も度々出しています。
個人宅で考えるのならば、天候や曇り具合を確認しましょう。事実、ソーラーパネルの実験は、オーストラリアや中国からモンゴルにかけてのゴビ砂漠付近など、乾燥しているエリアで行われます。湿度が高い日本ですと、慎重に天候・湿度を確認してから設置するのが好ましいと言えます。向きや角度によっても発電効率は大きく異なります。