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LED商品のルーメン(lm)とは

ルーメン(lm)とは明るさの単位の一つです。そもそもは「昼光色」を意味するラテン語に由来します。とある照明器具が発する明るさの総量で、全光束の数値を言います。全光束のイメージが湧きずらいですが、スポットライト状、棒状の光線が何本も集まっているような感覚で捉える光の表し方です。
LEDが指向性の高い光を出すために、従来のルクス(lx)からルーメンを多く使います。相互にある程度の互換性があるのも特徴です。

対して、ルクスはある場所の明るさを指します。同じランプから発する光でも。ライトからの距離が1センチ、10センチ、100センチなのかで明るさはまるで異なります。そのため、照明器具自体の性能を比較することができません。

LED照明に切り替えるメリット

長寿命で消費電力が少ないので、経費が削減できることが最も紹介されやすいですが、切り替えるメリットは他にもあります。火力発電所から来る電気はCO2排出を伴います。このCO2を削減して、エコロジーな世界を作ることにも一役買っているのです。また、日本全国にある全ての照明をLED に変えられたならば、原発は必要無いとさえ言われています。
また、デパート、コンビニ、ホテルなど同じ金額で光を取ろうとすれば、より綺麗に万遍なく照らすこともできます。

LEDと同じような機能を持つ無電極(LVD)

「Low Voltage Directive」の頭文字を取っています。通常の照明のように極が無いのが特徴です。LEDとは別の電磁誘導による発光原理を採用するものの、長寿命で省エネである点で代替品として使用されています。特に高天井やトンネル内など取り替え作業にコストがかかる場所に好まれます。
一般的なものでも10年持つという優秀な製品ですが、少しのデメリットがあります。それは、高周波を放出するための届け出が必要であるということです。

COBって何? 

LEDはダイオードのことでした。しかし、照明として使ってみると、看板用照明などで致命的な欠点があることが判明したのです。指向性が強いためにツブツブが見えてしまうのです。(その形状から弾丸型と言われることがあります)
そこで、2つの対応策が考えられました。看板を周囲から万遍なく照らす方法と、小さなチップを大量に一つのセラミックボードに詰めるという技法です。
この小さなチップをひとまとめにしたものがCOB(チップ・オン・ボード)です。制作工程も簡略化でき、ツブツブはなくなり、放射熱対策が進んだという画期的な技術でした。ちなみに、LEDは熱を出しませんが、熱自体には弱く80度~90度で劣化します。放射設計もLED製品にとっては大切なものなのです。

LED電球タイプと既存の電球の違い

最も大きな違いは、消費電力です。電球タイプは既存照明の約1/10まで電力を抑えることができます。近年、ショーケースに入った商品がLEDに照らされているのも、長期間利用する仮定で使用すれば、費用対効果上、元を取れてしまうからです。加えて言うならば、生ものを入れたとしても、熱による劣化が少ないという理由もあるでしょう。
また、LED電球タイプは熱を持たないため、熱をもったフィラメントのような明るさよりは寂しい雰囲気になることが挙げられます。しかし、Ra(演色性)の再現で、この分野も克服しつつあります。

LED直管と蛍光灯の違い

まず、大きな違いが蛍光灯のシステムを使っていないため、直管という表記になっている点で分かりますね。実は、他にも大きな違いがあるのです。
良く、「電気はオンオフを繰り返すと寿命が減る」という表現を聞きませんか? それは蛍光灯の特徴であり、LEDには当てはまりません。省エネであるLEDはこまめにオンオフすると、より省エネになるのですね。
また、蛍光灯は交流電源を使用しているのに対し、LED直管(LED製品全般)は直流電源で動くのも違いだと言えます。

LEDの都市伝説と真相

LED関連のサイトやパンフレットを見ると「照度が5年程度で30%ダウンする」という表記があります。または、営業マンが言うこともあるでしょう。しかし、これに関しては、電流を無理矢理流して経年劣化を経験させたLEDはあるものの、自然な状態で利用して起こったという事例はまだない状態です。
調べようとしても、常に新しい製品・チップが出来ているために観察が追いつかないのが現状なのです。実際のLEDに照度の落ち込みがあるかどうかわかるのは、「あと数年後に分かるだろう」ということしか分かっていません。まだまだ、寿命が尽きる手前で何が起こるのかは不明確なのです。

LEDの特徴(その2)

さて、LEDは、熱を発せずに長寿命で公害になるような物質を含まないものだということが分かりました。これを踏まえて、さらに LEDの特徴を知りましょう。照明の熱というと、街路灯に集まる羽虫の群れを見かけましたが、熱の少ないLEDではこのような現象は稀にしか見られません(熱が篭るような位置で、表面にフィルムを貼った場合などは例外です)。
また、省エネだということは、非常時に使える照明として最適な能力を持っています。事実、東日本大震災以降、LEDランタンが市場に増えました。

また小型のソーラーライトは充電容量に制限がありますから消費電力の少ないLEDとは大変親和性が高いのです。

LEDの特徴(その1)

まずは、LEDと既存照明の違いに焦点を合わせてLEDの特徴を簡単に見ていきましょう。まず、電気エネルギーの殆どを光に転換し、熱として放出しないために、省エネ効果が大きい点が挙げられます。また寿命が長いのも特徴です。昔は頻繁に蛍光灯の取り替え作業をしましたが、現行のLEDの寿命が切れはじめるのは、およそ10年後だとされています。
また、水銀などの公害につながるような物質を使用していないことも特筆されるべきでしょう。

LED発明の歴史 

LEDは最近できたものというイメージが強いですが、実は、1962年にニック・ホロニアック氏により赤色のLEDが発明されていました。電気エネルギーをほとんど熱へと変換せずに、光へと転換するので、ディスプレイなど精密機器などに革命をもたらすと当時から予言されていました。
しかし、ディスプレイに転用するには白色の光を作らなくてはなりません。光の三原色の内、青色発光ダイオードの作成が難航したために、ながらく照明やディスプレイとして実用化できなかったのです。
しかし、窒化ガリウムを採用した高輝度青色発光ダイオードが、2001年、日本の日亜化学工業より誕生し、RGB全てが揃ったため、念願の照明やディスプレイへの転用が可能になりました。
現代では、どのような色も自在に表現できるようになりました。確認するのに最適なものの一つは、東京スカイツリーだと言えるでしょう。