COBって何? 

LEDはダイオードのことでした。しかし、照明として使ってみると、看板用照明などで致命的な欠点があることが判明したのです。指向性が強いためにツブツブが見えてしまうのです。(その形状から弾丸型と言われることがあります)
そこで、2つの対応策が考えられました。看板を周囲から万遍なく照らす方法と、小さなチップを大量に一つのセラミックボードに詰めるという技法です。
この小さなチップをひとまとめにしたものがCOB(チップ・オン・ボード)です。制作工程も簡略化でき、ツブツブはなくなり、放射熱対策が進んだという画期的な技術でした。ちなみに、LEDは熱を出しませんが、熱自体には弱く80度~90度で劣化します。放射設計もLED製品にとっては大切なものなのです。

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