LED発明の歴史 

LEDは最近できたものというイメージが強いですが、実は、1962年にニック・ホロニアック氏により赤色のLEDが発明されていました。電気エネルギーをほとんど熱へと変換せずに、光へと転換するので、ディスプレイなど精密機器などに革命をもたらすと当時から予言されていました。
しかし、ディスプレイに転用するには白色の光を作らなくてはなりません。光の三原色の内、青色発光ダイオードの作成が難航したために、ながらく照明やディスプレイとして実用化できなかったのです。
しかし、窒化ガリウムを採用した高輝度青色発光ダイオードが、2001年、日本の日亜化学工業より誕生し、RGB全てが揃ったため、念願の照明やディスプレイへの転用が可能になりました。
現代では、どのような色も自在に表現できるようになりました。確認するのに最適なものの一つは、東京スカイツリーだと言えるでしょう。

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