SDGaと太陽光活用の関係 ソーラー導入の利点を徹底解説
太陽光機器はSDGsと相性抜群
結論から行きます。太陽光発電機器の導入は実質的にSDGSの目標すべてに寄与します。
基本から解説しましょう。
よく見聞きするSDGs 、カラフルなバッジを胸につけてる意識高いアピールの社長さんもいたな、、、
なんとなくわかっちゃいるし、なんかやった方がいいらしい。
このままじゃ取り残されちゃうぞ。。。
とは言え、我が社では具体的に何ができるんだろう???
そんな社長に朗報です。頭のモヤモヤをすっきり解消!
いきなり答えです。まずは、今の屋外灯をソーラーライトに取り換えれば良いんです!
しかも、ソーラー街灯に変えていただければ電気代まで安くなってしまうオマケつきです!
安くなるっていうか、、、タダになるんです!
「タダほど高いものはない」なんて言った人もいますが、バカ言っちゃいけません。考えなくたってわかります。
タダより安いものはない!当たり前のことですよ。
電気代削減効果についてはコチラ
電気料金節約の話はともかくとして、SDGsに話を戻しましょう。
SDGSは全17項目、様々な課題が挙げられており、中でも
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
というそのままズバリっていう項目があるのですが今回はそんなチンケな話ではありません。
はっきり言ってソーラーライト並びに太陽光発電システムを普及させれば全部解決するんじゃないのか??
私はそう思っている訳ですが、そんな話をさせて頂きましょう。
ソーラーが無電化地域にSDGS革命を起こす
IEA(国際エネルギー機関)の報告資料によれば、世界には約8億人が電気の通わない「無電化地域」に暮らしています。電気がないということは、夜に勉強したり、仕事したり、医療を受けたりすることが困難になります。また、灯油ランプやろうそくなどの代替光源は、健康被害や火災のリスクを高めるだけでなく、環境にも悪影響を及ぼします。容易に想像できる通り、電気がないことは、貧困と切り離せない関連があります。
ソーラー式照明は電力網に接続されていない地域でも、自立的に電気を供給できるため、ソーラー式照明の導入は現地の人々の生活に大きなインパクトがあります。
夜間労働が可能になる
労働可能な時間を延ばすことができます。これは、農業や手工業などの生産活動や、商業やサービスなどの経済活動において、収入を増やす機会を創出します。また、ソーラー電源を利用した新たなビジネスモデルや産業の開発も可能になります。収入は、貧困から脱出するための直接的な手段となります。
教育環境の向上
夜間に学校や自宅で勉強することができます。これは、教育の機会を増やし、学力の向上につながります。学力が向上すれば、進学や就職の可能性も広がります。教育は、貧困からの脱出や産業の育成に寄与します。
水事情の改善
水源に近い場所にソーラーポンプを設置すれば、太陽光で動くポンプが水をくみ上げ、タンクに貯めることができます。これにより、人々は自宅や学校、医療施設などで水を利用できるようになります。水の入手が容易になれば、水を使った農業や家事、衛生などの活動も改善されます。また、水を汲むために費やしていた時間や労力を、他の有意義なことに使うことができます。
医療レベルの向上
医療施設での夜間診療や手術が可能になります。これは、緊急時の救命率を高めるだけでなく、予防接種や出産などの基本的な医療サービスの提供にも貢献します。また、灯油ランプなどの有害な光源から解放されることで、呼吸器系や目の病気のリスクを低減できます。健康は、貧困から脱出するための基本的な条件です。
治安の改善
暗闇に照明を提供することで、暴力や犯罪の防止にも役立ちます。暗闇は、人々の不安や恐怖を煽り、暴力や犯罪の温床になります。例えば、女性にとっては暗闇で暴行に遭うリスクが減少するでしょう。明るい場所は、犯罪の抑止力が高いことは明らかです。
具体例
ミャンマーのエーヤワディー地方域にあるベービンセンナ村では、ソーラーシステムにより、学校の生徒寮にLED照明を設置しました。これにより、夜間学習を強化することができ、進学率(卒業試験の合格率)が2年間で17%から32%に向上しました。
ケニアのナロク県にあるイルキマティ村では、太陽光発電・蓄電システムにより、診療所に電気を供給しました。これにより、夜の診療が可能になったほか、ワクチンを冷蔵保管できるようになり、予防接種数が倍増しました。
インドネシアの西カリマンタン州にあるエンクトト地区では、ソーラーシステムにより、現地農産物や淡水魚の加工品開発・販売に成功しました。これにより、農民や漁師の収入が向上し、生活水準が改善されました。
ケニアのナロク県にあるイルキマティ村では、太陽光発電・蓄電システムにより、診療所に電気を供給しました。これにより、夜の診療が可能になったほか、ワクチンを冷蔵保管できるようになり、予防接種数が倍増しましたこれにより、生産性や教育水準が向上し、収入や就業機会が増える可能性があります。無電化地域に暮らす人々の教育、健康、収入といった生活の質を向上させることができます。
タンザニアのムワンザ州にあるムワンザ・ソーラー・シスターズ・プロジェクトでは、女性たちがソーラー式照明を販売し、その収入で自分や家族の教育費に充てています。ソーラー式照明を使えば、夜間に勉強やビジネスのスキルアップができるため、女性たちの自信や収入が向上しています
ネパールの山岳地帯では、ソーラー発電システムを導入した学校があります。この学校は、ソーラー式照明で教室や図書館を照らし、バッテリーでコンピューターやプロジェクターを動かしています。これにより、学校は、夜間の授業や塾を開くことができるようになり、生徒たちの学習時間や成績を向上させることができるようになりました。また、学校は、インターネットを通じて他の学校と交流したり、オンラインの教材やコンテンツを利用したりすることができるようになり、教育の質を向上させることができるようになりました。
エチオピアのアムハラ州にあるアルゲワ村では、ソーラーポンプにより、村人たちに水を供給しました。これにより、村人たちは水を汲むために1日に2時間も歩く必要がなくなり、農業や家事、教育などに時間を割くことができるようになりました。
インドネシアのジャワ島にあるプルワクルト村では、発電システムにより、村人たちに電気を供給しました。これにより、村人たちは夜間でも勉強や仕事をすることができるようになり、生産性や収入の向上につながりました。また、村人たちはテレビやラジオ、携帯電話やインターネットを利用して、教育や医療、農業や商業などの分野での情報やサービスを得ることができるようになり、経済活動の拡大につながりました。
ウガンダのカンパラにあるカタウェ・スラムでは、発電システムにより、住民たちに電気を供給しました。これにより、住民たちはソーラーシステムの設置や保守の技術を学び、雇用や収入を得ることができるようになりました。
このように、ソーラーエネルギーの活用によって、無電化地域でも低コストで電気を確保できるようになったことで多くのSDGS目標に貢献しています。
- 貧困をなくそう/目標1
- 飢餓をゼロに/目標2
- すべての人に健康と福祉を/目標3
- 質の高い教育をみんなに/目標4
- ジェンダー平等を実現しよう/目標5
- 安全な水とトイレを世界中に/目標6
- 働きがいも経済成長も/目標8
- 産業と技術革新の基盤をつくろう/目標9
- 人や国の不平等をなくそう/目標10
- 平和と公正をすべての人に/目標16
クリーンな太陽光エネルギーが無電化地域にSDGS革命を起こす
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが増えたため、本来、宇宙空間へ放出される赤外線が地球に残存することとなり、地球の温暖化が問題になっています。
温暖化の理由は、温室効果ガスが増えすぎた理由は石油・石炭・天然ガスといった化石燃料の使用量が増えているからとされています。
化石燃料は、動力源のほか、プラスチックの材料となり、現代の生活に欠かせないものですが、燃えるときにたくさんの二酸化炭素が大気中に放出されてしまいます。
この二酸化炭素が大きな原因となって今、温暖化が加速しているというわけです。
(参考:全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)
そこで、SDGsの目標7では、再生可能で枯渇しない、太陽光、水力、風力、バイオマス、地熱といった、再生可能エネルギーへのシフトを提唱しています。
2020年以降の地球温暖化対策に関する国際的枠組みを定めたパリ協定において、「世界的な平均気温上昇を産業革命前(1880年)に比べて2℃以下に抑えることを目標とし、1.5℃以下に抑制することを努力目標とする」とされています。
CO2は、海に溶け込んで海洋酸性化を引き起こします。海洋酸性化とは、海水のpHが低下して酸性度が高まる現象です。海洋酸性化は、貝やサンゴなどの石灰質の骨格や殻を持つ生物に悪影響を与えます。石灰質は、酸性度が高いと溶けやすくなるため、海洋酸性化が進むと、これらの生物の生存や成長に支障が出ます。これは、海の生物多様性や生態系にも影響を及ぼします。
森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図るというものです。陸上の生態系は、私たちの生活に欠かせない食料や水、エネルギー、医薬品などの資源を提供してくれます。しかし、人口増加や開発に伴う森林伐採や土地の乱開発、気候変動などにより、陸上の生態系は深刻な危機に直面しています。
温暖化の進行によって海面上昇/洪水・豪雨/熱中症/水不足/食料不足などのリスクが懸念されています。
そこで、SDGsのでは、再生可能で枯渇しない、太陽光、水力、風力、バイオマス、地熱といった、再生可能エネルギーへのシフトが重要課題とされているわけです。
ソーラーエネルギーは燃料を消費しませんので二酸化炭素排出量がゼロで地球環境に極めてエネルギー源です。そして、環境に優しいだけでなく、維持コストがほとんどかからないため、燃料や電気代のコストを削減し、食料や医療などに使える余裕が生まれます。
具体例
日本の東日本大震災の際には、ソーラー式照明が被災地に寄贈され、停電による暗闇を照らす役割を果たしました。
インドのデリーでは、ソーラシステムを公共施設や住宅に設置することで、電力不足や高い電気代に悩む市民の支援を行っています。
ソーラー式照明は、再生可能なエネルギーである太陽光を利用するため、CO2の排出量を低減できます。CO2は、温室効果ガスの一種で、地球温暖化の主な原因となっています。地球温暖化は、気候変動や海面上昇などの深刻な影響をもたらし、都市のレジリエンスを低下させます。
ドイツのフライブルクでは、ソーラー式照明を含む太陽光発電の普及により、一人当たりのCO2排出量を約40%削減しました。
中国の北京では、ソーラー式照明をオリンピック会場や公園などに設置することで、大気汚染の改善に取り組んでいます。
例えば、スペインのバルセロナでは、ソーラー式照明を備えたスマートベンチを導入しました。このベンチは、ソーラー式照明のほかに、携帯電話の充電やWi-Fiの提供、環境情報の収集などの機能を持っています。
インドネシアのジャカルタでは、ソーラー式照明を備えたスマートバス停が導入されています。このバス停は、ソーラー式照明のほかに、携帯電話の充電やWi-Fiの提供、環境情報の表示などの機能を持っています。また、バス停の屋根には植物が植えられており、緑化や温度調節にも貢献しています。このように、ソーラー式照明を使ったスマートバス停は、都市の住民に持続可能な消費と生産の普及と啓発に寄与しています。
日本の沖縄県では、ソーラー式照明を島の公共施設に設置することで、CO2の排出量を年間約200トン削減しています。
オーストラリアのグレートバリアリーフでは、ソーラー式照明を使ってサンゴの繁殖を促進するプロジェクトが行われています。これにより、海洋酸性化によるサンゴの白化や死滅を防ぐことができます。
インドネシアのジャワ島では、ソーラー式照明を使ったエビ養殖が行われています。これにより、エビの成長率や収穫量が向上し、養殖業者の収入も増加しています。
このように、二酸化炭素排出ゼロのクリーンなソーラーエネルギーの活用によって、地球環境改善に役立つことで多くのSDGS目標に貢献しています。
- 飢餓をゼロに/目標1
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに/目標7
- 人や国の不平等をなくそう/目標10
- 住み続けられるまちづくりを/目標11
- つくる責任つかう責任/目標12
- 気候変動に具体的な対策を/目標13
- 海の豊かさを守ろう/目標14
- 陸の豊かさも守ろう/目標15
- 平和と公正をすべての人に/目標16
さて、いかがだったでしょうか?上記を整理しますと全17目標のうち、1から16までに関連することが分かります。
なお、最後の目標17の「パートナーシップで目標を達成しよう」は1-16を達成するために各地域・各国・各セクターでの連携を促すものであり、他の16目標とは性質が異なるものです。
従って、太陽光エネルギーの利用は実質的にSDGs目標を全部まとめてクリアしてしまうのです。ぜひ有効活用したいものです。
ソーラー照明であれば電源工事が不要になるため、低予算で、場合によってはDIYレベルの簡単工事で導入可能です。
地球温暖化対策の一環として、ソーラー発電システムをはじめ、ソーラー機器の導入には補助金を活用できることがあります。その場合には、更に導入コストを下げることもできるでしょう。当社では、公認会計士業務経験者が補助金活用をサポートするサービスも語彙用意しております。
当社、ツインエコでは、ソーラー照明/太陽光発電/蓄電池まで、オールマイティで太陽光エネルギー活用をお手伝いいたします。